Psalms // 詩篇
1 コラの子の歌、さんび
2 主は大いなる神であって、われらの神の都、その聖なる山で、大いにほめたたえらるべき方である。
3 シオンの山は北の端が高くて、うるわしく、全地の喜びであり、大いなる王の都である。
4 そのもろもろの殿のうちに神はみずからを/高きやぐらとして現された。
5 見よ、王らは相会して共に進んできたが、
6 彼らは都を見るや驚き、あわてふためき、急ぎ逃げ去った。
7 おののきは彼らに臨み、その苦しみは産みの苦しみをする女のようであった。
8 あなたは東風を起してタルシシの舟を破られた。
9 さきにわれらが聞いたように、今われらは万軍の主の都、われらの神の都でこれを見ることができた。神はとこしえにこの都を堅くされる。〔セラ
10 神よ、われらはあなたの宮のうちで/あなたのいつくしみを思いました。
11 神よ、あなたの誉は、あなたのみ名のように、地のはてにまで及びます。あなたの右の手は勝利で満ちています。
12 あなたのさばきのゆえに、シオンの山を喜ばせ、ユダの娘を楽しませてください。
13 シオンのまわりを歩き、あまねくめぐって、そのやぐらを数え、
14 その城壁に心をとめ、そのもろもろの殿をしらべよ。これはあなたがたが後の代に語り伝えるためである。[15] これこそ神であり、世々かぎりなくわれらの神であって、とこしえにわれらを導かれるであろう。